えひめの看護師
インタビュー

失敗を恐れることなく、困難な現実にも立ち向かう挑戦心を

  • Y.Mさん
  • 2020年入職
  • 南宇和病院

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Interview

Q1.

愛媛県立病院を志望した理由はなんですか

南宇和病院は地元の県立病院ということもあり、幼い頃からかかりつけ病院として通院しており、前職で関わる機会もあったため、非常に馴染みのある病院でした。そのため、看護師として就職するなら南宇和病院しかないと思い志望しました。また、県立病院として総合的な経験を積める点や、新人教育体制が充実していること、さらに福利厚生が手厚いことにも魅力を感じています。加えて、転職経験者として前職で培った経験、特にコミュニケーション能力を発揮する機会が多いと考え、この病院を選びました。

Q2.

南宇和病院の魅力はなんですか

愛南町の高齢化率は45%を超えており、入院患者の多くが高齢者です。当院は、県立病院という安心感に加え、救急外来を備えていることから、地域にとって欠かせない存在です。また、県立病院同士のつながりがあるため、他の県立病院から応援医師が配属され、同じ医師による継続した診療が可能です。さらに、当院には地元出身の看護師が多く在籍しており、地域の特性や環境に合わせたコミュニケーションや対応を行うことができます。田舎ならではのほのぼのとした環境の中で、人間関係も穏やかな、笑顔あふれる職場です。

Q3.

仕事をするにあたって心掛けていることは何ですか

看護の際は「患者に寄り添う看護を提供する」というモットーのもと、丁寧な対応と接遇を日々心がけています。入院する患者さんの高齢化が進む中で、認知症患者数も増加しており、私たちの接し方次第で、患者さんの状態が良い方向にも、悪い方向にも変わってしまう可能性があります。そのため、挨拶や話し方に気を付けるのはもちろん、目線の合わせ方、声のトーン、優しく触れることなど、患者さんに寄り添う態度を大切にしています。また、病棟全体で認知症患者とのコミュニケーション方法や関わり方を学び、その人らしく入院生活を過ごせるよう支援しています。

Q4.

学生の皆さんにメッセージやアドバイスをお願いします

「青りんご」の言葉の意味のように「失敗を恐れることなく困難な現実に立ち向かう挑戦心、どんな逆境にあろうとも夢をあきらめない心の逞しさ」をもって、自分の看護観を実践してみませんか。県立病院にはさまざまな職種の職員が所属しており、知識や経験の幅を広げることが可能です。また、各自のペースに合わせた新人教育を行うなど、教育体制もしっかりしており、安心して経験を積むことができます。みなさんと共に働ける日が来ることを楽しみにしています。

入職後のキャリア・実績

  • 入職初年度

    地域包括ケア病棟配属

Y.Mさんの1日の
業務スケジュール

  • 8:30~9:00

    出勤・情報収集、申し送り・情報共有・チームカンファレンス 8時半勤務開始に合わせ、当日受け持ち患者の情報収集を行います。その後、夜勤担当看護師から、申し送りや変更事項、周知事項の情報共有、看護計画や患者情報のチームカンファレンスを行います。

  • 9:00~12:00

    バイタルサイン測定、清潔ケア実施、輸液・抗生剤投与、処置実施 体温・血圧・呼吸数・SPO2などバイタルサイン測定を行い、呼吸状態や腹部症状など観察を行います。その後、おむつ交換や清拭、シャワー浴など清潔ケアを実施します。また、医師の指示時間により輸液・抗生剤の投与を行います。また創傷処置や褥瘡処置を実施します。

  • 12:00~13:00

    配膳・食事介助 昼食配膳し、介助が必要な患者の食事介助を行います。

  • 13:00~14:00

    休憩 メンバーと交代しながら休憩を取ります。

  • 14:00~16:00

    バイタルサイン測定、輸液・抗生剤投与 午後からのバイタルサイン測定を実施したり、医師の指示時間により輸液・抗生剤の投与を行います。

  • 16:00~17:15

    申し送り、看護記録の入力・退勤 受け持ち患者の状態を報告し、次勤務者へ申し送ります。看護記録の入力やコスト入力、看護計画の見直しを行います。

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