Q1.
病院や職場の雰囲気はどうですか。
当センターは固定チームナーシング+デイパートナー制を導入し、日々の看護業務に対し看護師間で協力し合い携わっています。私自身去年、県外から転職した身であり最初は業務や人間関係に対しての不安が強かったですが、先輩方の話しかけやすさ、病棟全体で新人看護師や中途採用者のサポートをしてくれる体制で日々の業務を安心して働くことができました。その後、今年から実施指導者として新人育成にも携わりましたが、充実した実施指導者研修や病棟内で情報共有する場などが設けられ、改めて働きやすい職場、成長できる環境だなと感じました。
Q2.
今まで仕事をしてきて特に印象に残ったことは何ですか。
去年子ども療育センターのあおぞら病棟に入職し1年6か月従事しました。今年10月より部署異動となりましたが、その際患者さんからお手紙やお別れの会を開いてくださったことがとても印象的でした。日々看護を提供していた自分がいつの間にか患者さんたちから色んな刺激ややりがいを感じさせてくれてたんだなと改めて感じる場面でした。忙しい日々も患者さんに癒された記憶があります。患者さんと関係構築できた喜びを忘れず、新たな部署でも患者さんにとって居心地の良い場所になれるような看護を提供したいと思いました。
Q3.
現在配属されている病院・部署について教えてください。
2023年4月に子ども療育センターへ入職しあおぞら病棟にて1年間従事しました。その後2024年10月より児童・思春期病棟へと異動となりました。児童・思春期病棟は11月から開設し患者さんの受け入れを行っています。発達障害や精神疾患を患う子どもたち、また二次障がいに苦しんでいる子どもたちへの日常生活の援助や一人一人のこれまでの生きづらさに寄り添いながら安心できる場所の提供を目指して看護を行っています。
Q4.
学生の皆さんにメッセージやアドバイスをお願いします。
看護師の活躍できる場はたくさんあります。これから皆さんが働く場所で経験を積み視野を広げることで、自分のなりたい看護師像や目標が徐々に明確になってくると思います。看護師は専門職ではありますが、幅広い看護を提供できることで自分の可能性を広げてくれます。今はまだ10年後の自分を想像するのは難しいかもしれませんが、入職したときの自分、働いている自分を想像することはできると思います。そしてワクワクと不安を大いに感じましょう。感情を大切に取り扱うことがとても大切な職業であり、まずは自分自身の感情を大切に。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。
入職初年度
子ども療育センターのあおぞら病棟(医療型の障がい児入所施設と一般病床の混合病棟)へ4月に入職
入職後2年
4月より実施指導者として新人育成実施。10月より児童・思春期病棟へ異動。
08:30~09:00
全体の申し送り 深夜勤務者から患者さんの夜間の様子、医師や看護長、多職種からの伝達事項の申し送りを聞き、その後個別にて深夜勤務者との情報共有を図ります。
09:00~10:00
受け持ち患者さんの挨拶、バイタルサイン、環境整備、学校登校の準備 当日の受け持ち患者さんに挨拶を行い、患者さんと1日のスケジュールの確認や体調を伺います。また当院には院内学級へ登校される患者さんも居るため、登校の準備を一緒に行います。
10:00~12:00
入院の受け入れ、週間業務、内服薬の準備 入院や退院される患者さんの対応を行ったり、内服薬の準備を行います。また週間業務という曜日毎に看護業務が割り振られており空き時間に行っています。
12:00~13:00
昼食の配膳、内服薬介助、午後からの登校の準備 院内学級から一時帰棟された患者さんの昼食のセッティングや内服援助を行います。また、午後から再登校される患者さんの登校準備を行います。
13:00~18:00
カンファレンス、患者さんの処置やケア、集団療法、準夜勤務者への申送 医師や多職種とカンファレンスを行い今後の治療方針や現状の情報共有を行います。15時頃から患者さんの処置やケア、集団療育に参加します。そこで患者さんとより深いコミュニケーションを図り援助していきます。16時15分から準夜業務者への申し送りを行います。
18:00~21:00
夕食の配膳、内服薬介助、バイタルサイン 夕食の配膳、内服薬の援助を行います。その後はバイタルサインを実施し患者さんの状態観察に努めます。
21:00~8:30
就寝の準備、深夜勤務者への申し送り 21時消灯のため就寝の準備を行います。0時30分より深夜勤務者へ申し送りを行います。
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