小学生の時、祖母がクリニックで看護師として患者さんに細やかな声掛けをしながら寄り添っている姿を見て、看護師になりたいと考えるようになりました。また、高校の時に西日本豪雨災害のボランティアを経験した際、災害現場で人の健康を支え、心に寄り添う看護師の仕事に魅力を感じたことも大きなきっかけです。

それは素敵ですね。私は母が病弱だったことが影響しています。子供の頃から医療関係の仕事に興味がありましたし、高校時代に顎関節を骨折して入院した経験から、看護師という仕事のやりがいを強く実感しました。その時、男性看護師の需要が高まっていることを知り、進路を決めました。

男性看護師の需要、確かに増えていますよね。お母様の存在がきっかけだったんですね。

そうなんです。そして今、Y.Kさんの教育係を担当している立場として、こうして成長を間近で見られるのは本当にやりがいを感じます。

看護師は忙しいイメージがありましたが、県立中央病院は愛媛県の「最後の砦」と言われるほど救急患者さんが多く、想像以上に忙しい日々です。しかし、疾患の自己学習を通して、患者さんの状態と結びつけながら看護を実践する中で、個別性に応じた看護ができることにやりがいと面白さを感じています。

その通りですね。私も県立病院に就職して、地域の方々から「評判が良い」という声を聞くたびに、この病院の一員であることを誇りに思います。その評価に恥じないよう、日々の看護に責任と誠実さを持って取り組んでいます。

確かに、患者さんや地域からの信頼を感じると、やる気が湧きますよね。

それをY.Kさんのような新人と共有し、一緒に高め合えるのは本当に嬉しいです。

エルダーの存在は本当に心強いです。分からないことをすぐに相談できる環境があり、仕事の不安が解消されます。また、患者さんの疾患や状態について一緒に振り返りながらアドバイスをもらえることで、看護の知識を深められる点もありがたいです。

新人を指導する中で、自分自身がしっかり理解していないと教えられないことを痛感します。指導の際に新人から新しい視点や気づきを得ることも多く、自分にとっても成長の機会になっています。

新人から学ぶこともあるんですね。お互いに成長できる環境っていいですね。

そうなんです。Y.Kさんが成長していく姿を見ると、自分も指導役として成長し続けなければと感じます。

H.Tさんのような先輩がいてくれると本当に心強いです。

患者さんと最も近い存在として関われる点にやりがいを感じます。不安定だった状態の患者さんが、少しずつ元気を取り戻し、自力で歩けるようになる姿を見ると、この仕事を選んで良かったと思います。また、新人看護師向けの研修環境が充実しているところも魅力です。技術の不安を解消し、リフレッシュできる機会があるのはありがたいです。

本当にそうですね。県立病院は、幅広い疾患や重症度の患者さんが入院してくるため、知識や技術の幅を広げられる環境です。大変なことも多いですが、患者さんが回復し退院される姿を見ると、この仕事の素晴らしさを改めて実感します。

確かに、いろんな経験が成長につながりますよね。

Y.Kさんのように素直に学びを吸収する後輩がいると、教える側も刺激を受けますよ。

今は目の前のことで精一杯ですが、将来的には災害医療に携わりたいと考えています。そのために、日々の学びを大切にしながら成長していきたいです。

素晴らしい目標ですね。私も、まずは今任されているエルダーの役割や業務に責任を持ち続けたいです。その上で、救急看護や災害看護に関する研修や資格取得を通じて、さらにスキルアップを目指していきたいと思います。

これからもご指導よろしくお願いいたします。目標を持って、もっと成長できるように頑張りたいです。

その意気ですよ。Y.Kさんの成長をしっかりサポートします。一緒に頑張りましょう！